2022.03.01
花粉症には「花粉メガネ」などの早目の対策が必要です!!
卒業などの別れの春、そして新しい人との出会いの春、さようなら、ありがとう、はじめまして…。さまざまな想いが交差する季節「春」。
といはいうものの…、人によってはそれ以上につら~い時期でもありますよね。
そう、春の花粉シーズンです。
いちばん症状を訴える方が多いスギ花粉のピークは2月下旬~3月下旬、そして、その飛散と入れ替わるように増えるヒノキ花粉のピークは3月下旬~4月下旬とされています。
寒く乾燥した冬が終わりの兆しをみせ、少しずつ外がポカポカ心地よい陽気に。
お出かけしたくなりますよね。でも、花粉症のせいで外に出るのがツライ…。
そんな花粉に悩む方に、メガネのイタガキがおすすめするのは「花粉防止メガネ」です。
年々改良が進む「花粉防止メガネ」は、ほんとうに優れもの。花粉による目のかゆみ・充血をかなり軽減してくれます。
そして、デザイン性も年々進化。
いかにも「花粉対策」という感じではなく、自然に見えるスッキリとしたものが続々登場しています。
目次
「花粉症」と「花粉」の基礎知識
花粉症の疫学
花粉症は誰もが認める増加している病気ですが、実はどの程度の患者がいるのかはっきりとしたデータはあまりありません。
その中で日本アレルギー協会会長が行なった住民台帳を基準にした疫学調査によると、全国平均では15,6%。
地域別の有病率では東北13.7%、北関東21.0%、南関東23.6%、東海28.7%、北陸17.4%、甲信越19.1%、近畿17.4%、四国16.9%、中国16.4%、九州12.8%で北海道、沖縄はごく少ない有病率でした。
ある調査によると、スギ花粉症の有病率は全国で20%を超えると報告されています。
少なくともスギ花粉症はアレルギー性鼻炎全体と共に増加していることは明白であり、注意が必要です。
花粉症の約70%は『スギ花粉』
スギ林の面積は全国の森林の18%、国土の12%を占めています。
このためか花粉症の患者の約70%はスギ花粉が原因です。
しかし花粉量には地域差があり、森林面積に対する比率では九州、東北、四国で高くなっており、北海道にはスギ花粉飛散は極めて少なく、沖縄にはスギが全く生息しません。
関東・東海地方ではスギ花粉症患者が多く見られます。ヒノキ科花粉症も見られますが、スギの人工林がより多いのでスギ花粉が多く飛散します。関西ではスギとヒノキ科の植林面積はほぼ等しいですが、今のところヒノキ科は幼齢林が多く、東日本よりヒノキ飛散の割合が多いと考えられています。
スギをはじめとする風によって花粉を運ぶ植物(風媒花)は、虫などが花粉を運ぶ植物(虫媒花)よりも多量の花粉をつくり、花粉が遠くまで運ばれるので花粉症の原因になりやすいと考えられています。
原因となる花粉の種類は多く、日本ではこれまでに50種類以上の原因花粉が報告されています。
このような花粉症を引き起こす風媒花には、樹木ではスギやヒノキの他にシラカンバ、ハンノキ、ケヤキ、コナラ、ブナ、オオバヤシャブシなどがあります。草本ではカモガヤなどのイネ科の花粉症が多くなってきていますが、他にブタクサ、ヨモギなどキク科の植物があげられます。
主な花粉の飛散時期つまり症状が出現する時期はスギ、ヒノキなどの樹木では春が中心ですが、イネ科の場合は初夏に、キク科の場合は真夏から秋口に飛散します。
世界的な温暖化の影響でスギ花粉飛散数も増加が予想されます。
気象庁によるシュミレーションでは関東のスギ林密度も増加する傾向にあります。
花粉症のセルフケア
自分でできるセルフケアとしては、外出時にマスク、メガネをして、原因の花粉を少しでも体の中に入れないようにする努力が必要です。
花粉症用のマスクでは花粉が約1/6、花粉症用のメガネでは1/4程度に減少することが分かっています。
また花粉情報に注意し、花粉飛散が多いときには無駄な外出は避けるようにしてください。家にいる場合でも、花粉飛散の多いときには窓の開け閉めに注意をしましょう。
もし、外出する場合にはけばけばした花粉のつきやすいコートを着ることは避けましょう。外出から帰ってきてもすぐに顔を洗い、うがいをすることをお勧めします。全く症状をなくすことは不可能ですが、少しでも症状を軽くすることができると考えます。
鼻粘膜の状態を良くするように、悪化の因子であるストレス、睡眠不足、飲みすぎなどを抑えることが必要です。軽い運動などは花粉防御をしたうえでは推奨されると思われます。セルフケアと医師、薬剤師による治療を含め、花粉症の季節を快適に過ごせるよう努力してみてください。
「花粉防止メガネ」は見た目もスッキリ! かなり進化しています!
「花粉防止メガネ」と聞くと、ゴツイ感じのゴーグルのような形状をイメージしている方も多いのではないでしょうか?
確かに、過去の「花粉防止メガネ」は、ある意味「目立ってしまう」形状でした。あまり大げさなものでは使うのを躊躇してしまいますよね。
しかし、最近の製品は、実物を見ていただくとわかりますが、まるで普通のメガネのようにスッキリした見た目になっています。
メガネを掛け慣れていない方でも取り入れやすいシンプルデザイン。本当に違和感なく使用することができます。
「花粉防止メガネ」の特徴は?
では、「花粉防止メガネ」の特徴とは、なんでしょう?
興味のある方は、ぜひ、イタガキの店頭でご覧になってください。普通のメガネとの大きな違いは、手に取って掛けてみれば一目瞭然です。
まず、目元の周りを囲むようにフード(風防)があります。
これにより、メガネと顔のすき間を極力少なくすることで花粉の侵入を防ぐ仕組みになっています。
そして、フード部分は透明(ここ注目!)なので、ほとんど目立たず、ゴーグルっぽさは感じません。かなり自然な見た目になるよう工夫されています。
選ぶ時は、自分の顔や頬のラインにちゃんとフィットするかの確認を、購入前にチェックできると安心です。
さらに、フレーム素材には弾力性のある軽量樹脂を使用しています。ですから、「締め付けられる」「重くてズレる」などの不満もかなり解決しています。
また、テンプル(ツル)部分は曲げ位置や角度を自由に直せて、お好みのフィット感に調整できるんですね。
さらに「強力くもり止め」を使って、快適さWアップ!
2020年の春から続く新型コロナウィルスの感染拡大。
マスクが日常の必須アイテムとなってしまいました。
このマスクの着用で困るのが、メガネを掛けているみなさん。
そう、「しつこいレンズのくもり」との戦いです。
そんなwithコロナの時代、マスク&メガネユーザーのお助けアイテムとして注目を集めているのが「メガネのくもり止め」です。
「メガネのくもり止め」には、スプレータイプ・クロスタイプ・使い捨てペーパータイプなどいろいろありますが、くもり止め効果の高さで選ぶならジェルタイプの「アンチフォグ」が絶対おすすめ!
毎日、メガネをキレイにお掃除した後のタイミングで、レンズにジェルタイプの「メガネのくもり止め」を塗っておきましょう。
マスク着用時はもちろん、寒い屋外から暖かい室内に移動したときや、温かい飲み物を飲むとき、ラーメン好きにもメガネがくもるのを防いで快適に過ごせます。
料理人の方や、温浴施設で勤務の方にもおすすめです。
「くもり止め」の効果はYouTubeで
「『くもり止め』って本当に効果あるの??」
そんな声が聞こえてきそうですね(笑)。
効果をご覧いただくために、スタッフのオーシマがYouTubeにて実演しています。
ぜひ、ご覧ください。
レンズ交換すれば「度付きメガネ」として使える。
裸眼視力が悪くてレンズに度数が入っていないと良く見えない方、もちろんたくさんいらっしゃいますよね。
「花粉防止メガネ」はレンズを交換すれば「度付きメガネ」として使用できます!
普通のメガネを作る時と同じように視力測定を行い、一人ひとりに合わせた度数で仕上げます。
メガネのイタガキでは度付き対応可能な「花粉防止メガネ」を各種取り扱っています。
今まで、花粉症だけどちょっとためらっていた皆さん、ぜひ、メガネのイタガキで最新の「花粉防止メガネ」をご覧になってください。
※「花粉防止メガネ」は構造上、レンズ交換・度付き対応ができないものもあります。
また、お客様の度数により作製できない場合もございます。
店頭にてスタッフへご相談ください。
最後に
さて、ここまで紹介してきました花粉症で悩む多くの方に使っていただきたい便利アイテム「花粉防止メガネ」。
お子さま向けの小さいサイズから、大人のゆったりサイズまでご用意しています。
合わないサイズは掛け心地に影響するだけではなく、花粉の侵入を防ぐ効果も低減します。
時期によっては、欠品してしまうこともありますので、「使ってみたい!」と思ったらお早めに、メガネのイタガキにご来店ください。
花粉対策をしっかり行い、花粉の季節も快適に過ごしてくださいね。