2020.12.04
曲がった! 折れた! 困った!! メガネのトラブル解決法いろいろ
「メガネが曲がった!」「レンズがはずれた!」「フレームが折れた!」などなど。
メガネを掛けていると、多くの方が遭遇するさまざまなトラブル。
メガネは日常生活に必要な大切なアイテムですよね。ですが、メガネを大事に使っていても、さまざまなトラブルが生じることがあるのも事実。「あるあるトラブル」と『対策』をイタガキが解説します!
目次
うっかりメガネを踏んで曲げてしまったトラブル
ソファーに座ってテレビを観ていたら、なんかちょっと眠くなってきた。そこで、あまり気にせずはずしたメガネ。
安定した置き場所であるテーブルまで持っていくのも正直メンドウクサイ…、まぁ、チョットうたた寝するだけだからいいかと、あまり気にせず、自分のすぐそばに置いてしまう癖はありませんか?
「ちょっとだけ」
と思っても、ソファーやベッドに置くのは禁物。 ましてや畳の上やフローリングに放置するなんて、もってのほかです。
メガネのイタガキでは、曲がってしまったメガネの修理や調整は無料で承っています(他店購入メガネはご相談ください)ので、お客様がうっかりと踏んでしまって、無残に曲がった ”ぺちゃんこメガネ” を店舗にお持ちいただき、修理でお預かりすることがあります。
お客様にとって、とても大切なメガネですから、なんとか修理・修正できないかと対応させていただくのですが、大きく変形してしまったメガネの場合、完全に元の状態(掛け具合)に戻すのは難しい場合が多いです。
曲がったものを、再度『曲げ直し』をしますと、フレームに亀裂が入ったり、フレームそのものの素材が弱くなってしまい、折れてしまうこともあるんですね。(針金を何度もクネクネ曲げると、ポロっと折れてしまう状況と同じです)
メガネのイタガキには、多くのメガネをその場でキレイに修理・修正する熟練のスタッフも数多く在籍しています。 ですが、さすがに、“ぺちゃんこメガネ”は、店頭では完全に直せない場合も多いです。
ですから、その場合は『フレーム交換』をおススメしたり、福井県の修理専門業者に依頼しています。ですがフレームの交換にはお金もかかってしまいますし、修理専門業者に依頼する場合は、お金がかかるだけでなく、“ぺちゃんこメガネ”を預かりますので、修理が終わるまで、お客様の手元にそのメガネがないことになります。
いずれにしても、「ついうっかり」の不注意が、思わぬ負担と不安を生んでしまうんですね。ぜひお気をつけください。
【ポイント】
- メガネは絶対に踏まないよう、日頃から置き場所に注意!
- もし曲げてしまったら、自分で直そうとせずに、そのままの状態でお近くのメガネ専門店に持っていきましょう!イタガキなら極力無料で対応します。
- もちろん、メガネをかけたまま寝るのは論外ですよ!
レンズがはずれた!フレームが折れた!トラブル
メガネを掛けていて、レンズが“ポロッ”とはずれてしまう経験、ありますか?
実は、この経験をされる方、けっこう多いです。
その原因の多くは、レンズを留めている「ネジの緩みや部品の劣化」。
レンズの周囲をグルっと金属で囲んでいる『メタルフレーム』の場合、レンズはネジで止まっており、このネジが緩んでいたというパターン。
フレームがレンズの半分の『ナイロールフレーム(別名:ハーフリム)』の場合、多くはナイロン製の透明糸で固定しています。このナイロンの糸が劣化で伸びたり、切れたりしてしまったというパターン。
毎日毎日、メガネはたたんだり掛けたりの繰り返し。ネジも酷使されています。
もちろんメガネに使われているネジはとても小さいですが、繰り返しの使用にも問題がないよう耐久性に富んだものが使われています。ですが、どうしてもネジの緩みは起きてしまいます。
また、テンプル(耳にかかるツルの部分)はずれも同じ原因でよく起こります。
メガネは使っているうちに、知らず知らずに少しずつ変化していくものです。いつもベストな状態で使い続けられるように、時々、メガネ専門店でぜひ点検を受けてください。
メガネ専門店でチェックをすれば、必ず消耗している部品がわかります。クルマの点検と同じですよね。タイヤの減りやブレーキパッドの摩耗など、時間が経てば自然と消耗するところが出てきます。ですから、『メガネも機械、消耗する部品を使っている』と意識して、傷んでいるネジなどがあれば早めに交換しておくと安心です。
【ポイント】
- メガネのネジがはずれる前に、購入したメガネ店で点検してもらいましょう!
- メガネの新しいネジはお店に準備してあるのでご安心ください!
- メガネのイタガキでは、定期点検とあわせて、メガネのクリーニング等も行っています。気軽にご来店ください。
もうひとつのパターン、「フレーム自体の破損」
もう一つ、大きなトラブル。
それは、メガネのフレームとレンズをつないでいる「フロント」と呼ばれるパーツが切れてしまったら『リム切れ』という状態です。
またテンプルの場合は、負荷の掛かっている接合部分(根本部分)が『ロウ離れ』を起こすことがあります。
この場合は、「ネジがはずれる」のとは違い、修理にはそれなりの時間と費用がかかってしまいます。
その際には、メガネ店で見積もりを確認して修理をするか、それとも新しいメガネを作るかご相談ください。
メガネのイタガキでは、ご自宅からでもZoomやFacetimeを使用した「オンライン接客」で、破損個所の確認や修理の相談も無料で受け付けています。
お気軽にご利用ください。
絶対、ゼッタイNGのこと
メガネ専門店のイタガキから皆さんに切実なお願いがあります!!
それは、メガネのフレームやレンズに・・・
瞬間接着剤を絶対に付けないでください!
メガネが破損した場合、その破損部分をご自分で何とかしようとする気持ち、すごく分かるんです。ですが、修理の際に、接着剤をキレイに剥がすのはとても困難です。
これが、修理の妨げになってしまうことが多いんですね。
フレームの破損を自分で瞬間接着剤で直してみる・・・ これは、絶対NGです!
【ポイント】
- メガネのフレームが折れてしまっても接着剤は絶対に使わない!そのままメガネ店にお持ちください!
- 自分で直そうとせず、そのままの状態でメガネ店に相談するほうがいいですよ。
メガネトラブルを防いで安心して使いましょう
「度数が強くてメガネがないと生活に困る!」
「1本しか持っていないから、壊れたら一大事!」
メガネは生活の必需品。いつも手元にないと困ります。
突然のメガネトラブルに見舞われた時に慌てないため、ぜひ皆さんにおススメしておきたいことがあります。
それは、
- メガネ店で時々メンテナンスを受ける
- 複数のメガネを持っておく
この2つだけです!
メガネ店に足を運ぶのは、新しいメガネを買う時だけ、なんてもったいないですよ。もっともっとメガネ店を利用しましょう。
メガネのイタガキは、メガネのクリーニングやメンテナンスのみのご利用も大歓迎です。
ご家族でお越しになって、店内のいろいろなメガネをご覧になってみませんか?
いろいろなメガネとの出会い、本当に楽しいものです。
もっともっとメガネを楽しんでくださいね。
メガネのイタガキで、『メガネ着がえてみませんか』