2024.05.04
深視力ってなに???
皆さん、「深視力」とは何か知っていますか??
トラックなどの運転に必要な大型免許や、バスの運転などに必要な二種免許の取得・更新では
深視力測定があり、合格をしないと免許取得・更新ができません!
そのため、特に車の運転時に深視力は欠かせない能力といえます。
今回こちらの記事では
普通の視力とは何が違うのか、なぜ深視力が必要なのか、測定方法などを詳しく解説していきます!
深視力とは?
視力と何が違うの?
簡単にいうと、視力は対象のものがどれだけ見えるかの能力のこと、
「深視力」は物体の立体感や遠近感、奥行きを捉える能力のことを指します。
人間の両眼は、位置、大きさ、視力の違いにより完全なる左右対称ではないため、
物体を見たときに微妙なズレが生じると言われています。
そのズレを修正し、物体を1つのものとして捉える力が「深視力」で
この力がないと、物体の位置や立体感等を瞬時に把握することができません。
そのため、運転時など瞬時に物体の位置や遠近感、距離感などの判断が必要な場面では
特に必要不可欠な能力といえるのです!!
免許取得・更新に必要なの?
普通免許のみ取得している方には馴染みがないかもしれませんが
実はこれらの免許を取得・更新する際に、深視力測定に合格する必要があるのです!
<深視力確認が必要な運転免許>
・大型自動車免許:車両総重量11t以上(最大積載量6.5t以上)の車両
・中型自動車免許:車両総重量11t未満(最大積載量6.5t未満)の車両
・準中型自動車免許:車両総重量7.5t未満(最大積載量4.5t未満)の車両
・けん引免許:自走できない車両(車両総重量750kg以上)をけん引する免許
・第二種運転免許:旅客運送契約遂行として旅客運送をするのに必要な免許
普通自動車よりも車体が大きく、距離感を図るのが難しい大型の乗り物を運転しているとき、
遠近感や立体感を瞬時に判断することができなければ、事故に繋がる可能性も高まります。
そのため、深視力は車を運転するときにはやはり、とても大事なんです。
どのような深視力測定をするの?
「三桿法(さんかんほう)」いう手法で深視力の測定を行います。
深視力計を覗くと3本の棒が横に並んでおり、
その真ん中の棒だけが前後に移動する仕組みになっています。
3本の棒が横並びになったタイミングでボタンを押して移動を止めます。
2.5メートルの距離で3回行い、その平均誤差が2センチメートル以下であることが合格条件です。
一見簡単そうに見えますが、これが意外と難しい!
初めて測定を行う方で不安がある方や、事前に自分自身の深視力を知りたい方は、
練習もかねて深視力計のある眼科や眼鏡店で体験してみることをおすすめします。
焦らず集中して免許取得・更新に臨むために、ご自身に合った対策をしてみてくださいね!
深視力の確認はどこの眼鏡店でもできるの?
実は深視力測定はどこの眼鏡店でもできるわけではないため、
事前にお近くの眼鏡店に確認することをおすすめします!
また、最近では有料で測定を行っている眼鏡店もあるので、あわせて確認するとよいでしょう。
そんな中、なんとメガネのイタガキでは37店舗中19店舗で深視力測定を無料で行うことができます!!!!(2024年5月現在)
実際にお店で測定してみて、視力を調整する必要があった場合でも
その場でメガネ作製の相談ができるのでとっても安心。
ぜひお気軽にお立ち寄りくださいね!!
深視力測定ができるお店はこちらをチェック! ↓ ↓ ↓
もしも深視力の確認に合格できなかったら?
免許センターでの深視力確認に通らなかったら、もう免許取得できないの…?!
と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
安心してください!
一度不合格になったからといって、免許の取得ができないわけではありません!
複数回受けることができ、再測定が認められています。
〇間隔をあけて当日再測定する
〇後日再測定する
こちらの2方法がありますので、諦めずに
改めて調子を整えてから、万全な状態で免許取得に臨みましょう!
そして期限ギリギリで焦らないためにも、免許取得や更新期間前には
余裕をもって眼科受診や、眼鏡店で視力やメガネのかけ具合もチェックしてもらうと安心です。
まとめ
深視力について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
特に車の運転時には必須の能力となっており、
中型・大型免許や二種免許取得や更新の際にも深視力測定に合格しなければいけません。
心身ともに準備を整え、安心して臨めるように、少しでも不安がある方は
ぜひお近くの『メガネのイタガキ』へお越しくださいね!
眼の状態は年が経つにつれて変わるもの。
安心のために定期的な検査も忘れずに行いましょう!!